【ネットワーク】情報の運び方!「交換方式」の基礎知識|情報処理問題1000本ノック
ネットワークにおいて、送信元から宛先へデータを届けるための「交換方式」には、大きく分けて「回線交換」と「パケット交換」の2つがあります。それぞれの特徴と違いを攻略しましょう。
■ 通信ネットワークの交換方式:回線交換 vs パケット交換
「専用線を使う」のか「データを細切れにして共有する」のか、その戦略の違いがネットワークの設計思想を決定づけます。
| 方式 | 目的と振る舞い |
|---|---|
| 回線交換 (Circuit Switching) |
通信ユーザ間に、エンドツーエンドの物理的な伝送路をあらかじめ占有(設定)する方式。 ・設定完了後に実際の通信を行うため、品質が安定する。 ・電話網(固定電話)の基本的な考え方。 |
| パケット交換 (Packet Switching) |
情報を「パケット」という単位に分割して送る方式。 ・交換局で「蓄積・交換」を繰り返し、次々とノードを渡り歩いて宛先へ届く。 ・インターネット通信の現在の主流。 |
試験対策の重要キーワード
- 回線交換のメリット:遅延や品質が一定で、リアルタイム通信(通話)に最適。ただし、回線を占有するため効率が悪くなることがある。
- パケット交換のメリット:多くのユーザで回線を共有できるため、非常に効率的。データ量に応じて柔軟に伝送できる。
- 蓄積交換機能:パケット交換において、交換機が一度パケットを受け取り、バッファに「蓄積」してから次の経路へ「転送」する仕組みのことです。
※回線交換は「道路を貸し切る」、パケット交換は「トラックで小分けにして配送する」イメージです。現代のネットワークは、パケット交換による高効率な通信が基盤となっています。
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