【企業経営】売上(収益)をあらかじめ設定した割合で分かち合う!「レベニューシェア」|情報処理問題1000本ノック
ITパスポートや基本情報技術者・応用情報技術者試験の「ストラテジ系(契約・ビジネスモデル)」で出題される重要なキーワード。開発コストのリスクを抑え、成果を共有する「レベニューシェア」を攻略しましょう。
1. 【 問題 】:ストラテジ系(経営戦略・システム開発契約)
【 問題 】 外部企業と提携してシステム開発やサービス運営を行う際の契約方式に関する記述です。発注側が初期開発費用を全額支払うのではなく、システムやサービスのリリース後に発生した「売上(収益)」を、あらかじめ取り決めた配分率に従って両者で分け合う(成果報酬型の)ビジネスモデルは、次のうちどれか。
(ア)レベニューシェア(Revenue Sharing)
(イ)プロフィットシェア(Profit Sharing)
(ウ)タイムアンドコンフィグレーション
(エ)SLA(Service Level Agreement)
2. 正解:
正解:(ア)レベニューシェア(Revenue Sharing)
3. 解説:「『売上(Revenue)』を『分かち合う(Share)』!」
レベニューシェア(Revenue Sharing)は、発注側(事業主)と受注側(システム開発会社など)が「パートナーシップ」を組み、得られた事業収益を分配する契約形態です。
受託開発における従来の一括請負契約(例:開発費1,000万円)と異なり、発注側は初期費用を低く抑えることができ、受注側は事業が成功した際に大きなリターン(継続的な収益)を得られるというメリットがあります。
| 視点 | 発注側(事業主)のメリット・リスク | 受注側(開発会社)のメリット・リスク |
|---|---|---|
| メリット | 初期投資費用を抑えて新規事業をスタートできる。 | サービスがヒットすれば、通常の請負額以上の利益(継続収益)を得られる。 |
| リスク | 大ヒットした場合、固定で支払うよりトータルの支払額が大きくなる。 | 事業が失敗(売上不振)した場合、開発費を回収できない(赤字になる)。 |
1. 理解のコツ:
・英語の「Revenue(売上・収益)」と「Share(共有・配分する)」をそのまま合体させた言葉です。
・「一緒にリスクを負ってシステムを作り、売れた分をパーセンテージ(成果報酬)で山分けしよう!」という協力体制のモデルです。
2. 試験対策の視点: ストラテジ系(ITアライアンス・開発契約モデル)で問われます。
問題文に「売上(収益)をあらかじめ定めた割合で分配」「初期費用を抑える」「成果報酬型」「共同でリスクとリターンを分散」といったキーワードが出たら、迷わずレベニューシェアを選択しましょう!
4. まとめ
売上(収益)が発生した際に、あらかじめ取り決めた配分比率に応じてパートナー間で分け合う成果報酬型の契約・ビジネスモデル。これがレベニューシェアです。ITアライアンスの重要テーマとして完璧に押さえておきましょう!