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情報処理技術者試験の合格を目指す全受験者のための、1問1問「徹底解説」ブログです。単なる過去問の暗記ではなく、なぜその答えになるのかを本質的に理解できるよう解説します。書籍などでは学べない最新用語やトレンドを踏まえてご紹介します。

【システム構成】データの巻き戻し限界点!「RPO」|情報処理問題1000本ノック

システム障害や災害が発生した際、「バックアップからどの時点の状態まで戻す必要があるか」を定義する重要指標を攻略しましょう。

1. 【 問題 】:目標復旧時点(RPO)

【 問題 】 事業継続計画(BCP)やシステムの運用設計において、障害発生時に「失われたデータをどの時点の状態まで復旧させるか」という目標を示す指標はどれでしょうか?

① RTO (Recovery Time Objective)
② RPO (Recovery Point Objective)
③ MTTR (Mean Time To Repair)
④ SLA (Service Level Agreement)

2. 正解:

正解: ② RPO(Recovery Point Objective)

3. 解説:キーワードは「どの時点のデータか」

RPOは、バックアップの間隔(頻度)に直結する概念です。この値が小さいほど、データ損失が少ないことを意味します。

【図解:RPOの考え方】

■ RPO (Recovery Point Objective)
焦点:失われるデータの量(鮮度)。
決まり方:バックアップの頻度で決まる。1日1回ならRPOは最大24時間。

■ 混同しやすい RTO との違い
RTO (Recovery Time Objective):障害発生から「いつまでに(時間内)」復旧させるかという目標。
RPO (Recovery Point Objective):障害発生から「どこまで(時点)」遡ったデータで復旧するかという目標。
[ 試験によく出るケース ]
「24時間前のデータで復旧した」→ RPOは24時間。
「リアルタイムでミラーリングしている」→ RPOはほぼ0。

1. 理解のコツ: Point(時点)の P は、過去の「地点」を指すピンのようなイメージです。一方、Time(時間)の T は、未来へ向かって進むストップウォッチのイメージで区別しましょう。
2. 試験対策の視点: 「どの時点の状態まで」「消失を許容できるデータの範囲」という表現があればRPOが正解です。システム構成の設計において、バックアップ装置の選定基準として登場します。


4. まとめ

「障害時にどの時点のデータまで戻せるかの目標」。これがRPOです。データの重要度が高いシステムほど、コストをかけてRPOを短く(=バックアップ頻度を高く)設定する必要があります。



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