【ネットワーク】データの正確性を守る!「誤り制御方式」|情報処理問題1000本ノック
通信路ではノイズなどの影響でデータが化けることがあります。これらを検出し、あるいは自動的に修正するための「符号化」の仕組みを攻略しましょう。
■ 通信における誤り制御:ブロック符号と畳み込み符号
データをどのような単位で処理し、冗長な情報(チェック用のデータ)を付加するかによって、大きく2つの方式に分かれます。
| 方式 | 特徴と処理単位 |
|---|---|
| ブロック符号 (Block Code) |
伝送データを一定の長さの「ブロック」に分割し、各ブロックごとに独立して誤り訂正用の符号を付加する方式。 ・代表例:ハミング符号、リード・ソロモン符号(CDやQRコードでも使用)。 |
| 畳み込み符号 (Convolutional Code) |
データをビットの連続した集まりとして扱い、過去のデータとの関連性を持たせて符号を計算する方式。 ・逐次的に符号化を行うため、リアルタイム性が高い。 ・代表例:ビタビ復号(受信側での判定手法)。 |
試験対策の重要キーワード
- FEC (前方誤り訂正):受信側で誤りを見つけるだけでなく、自力で修正まで行う技術の総称です(今回の2つもこれに含まれます)。
- ARQ (自動再送要求):誤りを見つけた際、送信側に「もう一度送って」と頼む方式(パリティチェックやCRCと組み合わされます)。
- 検査ビット(冗長ビット):誤り検知・訂正のために、元のデータに付け加えられる「おまけ」のデータのことです。
※ブロック符号は「箱詰めにして各箱にラベルを貼る」、畳み込み符号は「糸を編み込むように前の情報と繋げていく」イメージです。これらを組み合わせることで、さらに強力な誤り訂正能力(ターボ符号など)が実現されています。
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