【システム開発技術】ユーザー利用体験をシナリオ化する文書プロトタイプ!「ストーリーボード」|情報処理問題1000本ノック
応用情報技術者試験やITサービスマネジメント、アジャイル開発・UXデザイン(ユーザー体験設計)の分野で出題される重要手法。「ストーリーボード」の定義と、他のプロトタイピング手法との違いを整理して攻略しましょう。
1. 【 問題 】:テクノロジ系(システム開発手法・UXデザイン)
【 問題 】 システムの要求定義や初期デザインにおいて、ビジネスや市場からの要件を、ユーザーがシステムを利用する際の一連のストーリー(利用例のシナリオやスケッチ)として記述・提示する文書形式のプロトタイプ手法はどれか。
(ア)ペルソナ(Persona)
(イ)ストーリーボード(Storyboard)
(ウ)ペーパープロトタイピング(Paper Prototyping)
(エ)ワイヤーフレーム(Wireframe)
2. 正解:
正解:(イ)ストーリーボード(Storyboard)
3. 解説:「『利用シーンの物語』で関係者の認識を合わせる!」
ストーリーボードは、映画やアニメの「コンテ(場面割り)」のように、システムが「いつ・どこで・誰に・どのように使われるか」という利用シナリオやコンテキストを時系列の物語形式で描いた文書手法です。
UI画面そのもののデザインを行う前に、プロダクトが提供する「体験価値」について開発者とステークホルダー(顧客・事業担当者)の間で認識を一致させるために用いられます。
| 手法・用語 | 概要と目的 |
|---|---|
| (イ)ストーリーボード | 利用者の状況・行動・意識の変化をシナリオやコマ割り画像などの文書形式で表現するプロトタイプ。要件の妥当性を確認する。 |
| (ア)ペルソナ | ターゲットとなる象徴的な架空のユーザー像(年齢・職業・価値観など)。ストーリーの主人公となる。 |
| (ウ)ペーパープロトタイピング | 紙に手描きしたUI画面を操作してもらい、操作性や画面遷移を簡易検証する手法。 |
| (エ)ワイヤーフレーム | 画面のレイアウトや要素の配置を示す概略設計図(骨組み)。 |
1. 理解のコツ:
・「画面をどう配置するか」ではなく「ユーザーがどういう場面でどんな課題を解決するか(利用シナリオ)」に焦点を当てた文章・スケッチのプロトタイプがストーリーボードです。
2. 試験対策の視点:
・問題文に「文書形式のプロトタイプ」「ビジネス・市場からの要件」「利用例のシナリオとして記述」とあれば、迷わずストーリーボードを選択しましょう!
4. まとめ
ビジネスやマーケット要件を、実際の利用シナリオに落とし込んで提示する文書プロトタイプ。これがストーリーボードです。開発前の段階で価値共有を図る重要手法として覚えておきましょう!