【ソフトウェア開発管理】老朽化したメインフレームを最新環境へ!「レガシーマイグレーション」|情報処理問題1000本ノック
ITパスポート、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験、ITストラテジスト試験の戦略・システム設計分野で頻出の必須キーワード。「レガシーマイグレーション」の定義と、移行手法である「4つのR(リホスト・リプラットフォーム・リファクタリング・リプレース)」を攻略しましょう。
1. 【 問題 】:ソフトウェア開発管理
【 問題 】 企業システム戦略における記述です。メインフレームやオフコンなどの老朽化・ブラックボックス化した旧来のシステム(レガシーシステム)上の資産や業務ロジックを活かしつつ、クラウド基盤やオープンシステムなどの最新のIT環境へ移行・再構築する取り組みは、次のうちどれか。
(ア)レガシーマイグレーション
(イ)リバースエンジニアリング
(ウ)ベンダーロックイン
(エ)シャドーIT
2. 正解:
正解:(ア)レガシーマイグレーション
3. 解説:「『2025年の崖』を突破するIT基盤の脱皮!」
レガシーマイグレーションは、高額な維持費(保守コスト)や技術者不足、DX推進の足枷となっている古いシステムを解体・刷新し、最新のクラウド環境等へ安全に移し替える(マイグレーションする)プロセスです。
| 手法・アプローチ | 概要・特徴 | コスト・難易度 |
|---|---|---|
| 1. リホスト(Re-host) (リホスティング) |
プログラムやデータを大きく変更せず、既存のアプリケーションをそのままオープン環境やクラウド(VM等)へ移植する(「リフト&シフト」の『リフト』)。 | 低コスト・短期間 |
| 2. リプラットフォーム | OSやデータベースなどの基盤(ミドルウェア)を最新版・クラウドサービス(PaaS等)へ変更して移行する。 | 中コスト |
| 3. リファクタリング | 外部から見た動作を変えずに、プログラムコードを最新言語へ書き直したり内部構造をきれいに整理する。 | 中〜高コスト |
| 4. リプレース(Re-place) (リビルド) |
旧システムを捨て、SaaSの利用やゼロからのスクラッチ開発で新システムを完全に作り直す。 | 高コスト・長期間 |
1. 理解のコツ: 用語の解体で覚えましょう。
・Legacy(過去の遺産・老朽化システム) を Migration(移行・引越し) するから レガシーマイグレーション です。
・高額な汎用機(メインフレーム)の保守費用を削減し、クラウドの拡張性(スケーラビリティ)を得ることが最大の目的です。
2. 試験対策の視点:
問題文に「メインフレームや汎用機」「旧来のシステム資産を最新のオープン環境へ移行」「2025年の崖対策」「リホスト/リプレース」と出たら、迷わずレガシーマイグレーションを選択しましょう!
4. まとめ
メインフレームなどの古いシステム(レガシーシステム)を、クラウドをはじめとする最新のオープン環境へ移行・刷新する取り組み。これがレガシーマイグレーションです。移行アプローチ(リホストやリプレース)の意味も含めてセットでしっかりマスターしておきましょう!