【ハードウェア】アドレスではなくデータそのものを直接セット!「即値アドレス指定」|情報処理問題1000本ノック
CPUのアドレス指定方式の中で最も処理が高速な手法。オペランド部にメモリ番地ではなく「データそのもの(定数)」が直接格納されている「即値アドレス指定方式」を攻略しましょう。
1. 【 問題 】:ハードウェア(CPUの構造・アドレス指定方式)
【 問題 】 機械語命令のアドレス指定(修飾)方式に関する記述です。命令のオペランド(アドレス)部に、メモリのアドレスではなく、演算対象となるデータ(数値などの定数)そのものが格納されている方式は、次のうちどれか。
(ア)即値アドレス指定(Immediate Addressing Mode)
(イ)直接アドレス指定
(ウ)間接アドレス指定
(エ)レジスタ指定
2. 正解:
正解:(ア)即値アドレス指定(Immediate Addressing Mode)
3. 解説:「『100番地を見ろ』ではなく『100を足せ』!」
即値(そくち)アドレス指定方式は、オペランド部にデータがそのまま入っている方式です。
他の指定方式(直接・間接など)のように「主記憶(メモリ)にデータを取りに行く」というステップ(主記憶アクセス)が発生しないため、計算処理速度が最も速いという大きなメリットがあります。
| 方式名 | 主記憶(メモリ)の参照回数 | オペランド部に書かれている内容 |
|---|---|---|
| (ア)即値アドレス指定 | 0回(メモリ読み出し不要) | データそのもの(定数) |
| (イ)直接アドレス指定 | 1回 | データが置いてあるメモリ番地 |
| (ウ)間接アドレス指定 | 2回 | 「本当の番地」が書いてあるメモリ番地 |
1. 理解のコツ: 「荷物の受け取り」で例えてみましょう。
・即値アドレス指定:指示書(命令)の中に「現物(データ)」がそのまま貼り付けられている状態。どこにも取りに行く必要がありません。
・直接アドレス指定:指示書に「ロッカーAの番地」が書いてあり、取りに行く(メモリ参照1回)。
・間接アドレス指定:指示書に「ロッカーA」と書かれ、行くと「ロッカーBに行けというメモ」があり、さらに取りに行く(メモリ参照2回)。
2. 試験対策の視点: 基本情報技術者試験や応用情報技術者試験で出題されます。
問題文に「オペランド部にデータそのものを格納」「主記憶へのアクセスが発生しない」「定数の設定などに使われる」といったキーワードが出たら、迷わず即値アドレス指定を選択しましょう!
4. まとめ
オペランド部にメモリアドレスではなく「データそのもの」を直接格納する方式。これが即値アドレス指定方式です。メモリ読み出しが不要で最速で処理できる特徴を確実に押さえておきましょう!