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情報処理技術者試験の合格を目指す全受験者のための、1問1問「徹底解説」ブログです。単なる過去問の暗記ではなく、なぜその答えになるのかを本質的に理解できるよう解説します。書籍などでは学べない最新用語やトレンドを踏まえてご紹介します。

【コンピュータシステム】光で世界を立体的に捉える!「LiDAR」|情報処理問題1000本ノック

電波ではなく「光」を使うことで、周囲の障害物の形や距離を目にも留まらぬ速さでスキャンする。自動運転の「目」となる注目技術、LiDARを攻略しましょう。

1. 【 問題 】:センサ技術と自動運転

【 問題 】 自動運転システムや3次元マッピングなどで広く用いられている技術で、対象物に向けてレーザー光を照射し、それが反射して戻ってくるまでの時間や波長の変化を測定することで、対象物までの距離や形状を精密に計測する仕組みはどれでしょうか?

① RADAR(レーダー)
② SONAR(ソナー)
③ LiDAR(ライダー)
④ インクリメンタルエンコーダ

2. 正解:

正解: ③ LiDAR(Light Detection And Ranging / ライダー)

3. 解説:レーザー光が作る3Dマップ

LiDARは、1秒間に数十万回以上ものレーザー光を周囲に照射し、跳ね返ってきた光のデータを集めることで、周囲の環境をリアルタイムに「点群(ポイントクラウド)データ」として3次元モデル化します。

【他のセンサ技術との違い】

■ LiDAR(光)
特徴:レーザー光(赤外線など)を使う。波長が短いため、障害物の「精密な形や位置」をクッキリ捉えるのが大得意。

■ RADAR(電波)
特徴:電波(ミリ波など)を使う。悪天候(雨や霧)に強く、遠くの物体を検知するのが得意だが、詳細な形を識別するのは苦手。

■ SONAR(音波)
特徴:超音波を使う。主に水中(潜水艦)や、車のバックセンサなど至近距離の検知に使われる。
[ 身近な活用例 ]
自動運転車:ルーフやバンパーに搭載され、歩行者や他車、道路の白線などを検知する。
スマートフォン:高級スマホのカメラ付近に搭載され、暗い場所でのピント合わせや、AR(拡張現実)の空間認識に活躍している。

1. 理解のコツ: やまびこ(山彦)の光バージョンです。「ヤッホー」と叫んで返ってくる時間で山までの距離を測るように、光を発射して戻る時間(Time of Flight: ToF)を計算して、瞬時に周囲の3Dマップを作り上げます。
2. 試験対策の視点: 「光(レーザー)を放射」「反射光から距離を測定」「自動運転」というキーワードの組み合わせが出たらLiDARが正解です。電波を使う「RADAR(レーダー)」との違いが非常によく狙われます。


4. まとめ

「レーザー光を使って、物体の距離や形状を正確に測定する技術」。これがLiDARです。自動運転レベル3以上の高度なシステムや、スマート都市(スマートシティ)における空間認識の基盤として、今後ますます出題が増えるトレンド用語です。


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