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情報処理技術者試験の合格を目指す全受験者のための、1問1問「徹底解説」ブログです。単なる過去問の暗記ではなく、なぜその答えになるのかを本質的に理解できるよう解説します。書籍などでは学べない最新用語やトレンドを踏まえてご紹介します。

【コンピュータ構成要素】メモリの主役!「DRAM」と「SRAM」の徹底比較|情報処理問題1000本ノック


パソコンのスペック表でよく見る「メモリ」。実は、役割や仕組みによって2種類のメモリが使い分けられています。それぞれの長所と短所をスッキリ整理しましょう。

1. 問題:DRAM(ダイナミックRAM)の特徴

【 問題 】 SRAM(スタティックRAM)と比較した場合の、DRAM(ダイナミックRAM)の特徴として、適切なものはどれでしょうか?

① キャッシュメモリとして主に利用される   ② データの保持に「リフレッシュ操作」が必要である   ③ フリップフロップ回路で構成されている   ④ 読み書きの速度がSRAMよりも高速である

2. 正解:主記憶装置の仕組みに関する正解

正解: ② データの保持に「リフレッシュ操作」が必要である

3. 解説:コンデンサか、フリップフロップか

DRAMとSRAMは、どちらも電源を切ると内容が消える「揮発性メモリ」ですが、電気を貯める仕組みが全く異なります。

【図解:DRAM vs SRAM 比較表】

DRAM(Dynamic RAM / 動的RAM)
・仕組み:コンデンサに電荷を貯める。
・特徴:放っておくと放電して消えるため、リフレッシュ(再充電)が必要。
・メリット:構成が単純で小型化しやすく、安価で大容量にできる。
・用途:主記憶(メインメモリ)

SRAM(Static RAM / 静的RAM)
・仕組み:フリップフロップ回路(スイッチ)で保持。
・特徴:電源がある限りデータは消えない。
・メリット:回路が複雑で高価だが、非常に高速
・用途:キャッシュメモリ
[ 関連用語の整理 ]
リフレッシュ:DRAMのデータが消えないよう、一定時間ごとに電気を送り直す動作。
フリップフロップ:2つの安定した状態を持ち、1ビットを記憶できる論理回路。
揮発性:電源を切るとデータが消えてしまう性質。

1. 理解のコツ: DRAMの「D(Dynamic)」は、常に動いて(リフレッシュして)いないとデータを忘れてしまう「おっちょこちょいな大容量タイプ」。SRAMの「S(Static)」は、一度決めたら動じない(静的な)「仕事が早いエリートタイプ」とイメージしましょう。
2. 試験対策の視点: 「リフレッシュが必要 = DRAM」は超定番の結びつきです。また、消去法として「キャッシュメモリに使われるのはSRAM」「フリップフロップはSRAM」という逆の知識も持っておくと、確実に正解を選べます。


4. まとめ

「安くて大容量だが、リフレッシュが必要」。これがDRAMの最大の特徴です。私たちのパソコンの「16GBメモリ」などは、このDRAMの集積技術によって支えられていることを押さえておきましょう!



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