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情報処理技術者試験の合格を目指す全受験者のための、1問1問「徹底解説」ブログです。単なる過去問の暗記ではなく、なぜその答えになるのかを本質的に理解できるよう解説します。書籍などでは学べない最新用語やトレンドを踏まえてご紹介します。

【プロジェクトマネジメント】進捗の目印!「マイルストーン」の役割|情報処理問題1000本ノック


プロジェクトという長い旅路において、今どこまで来たのかを確認するための「標識」が必要です。計画通りに進んでいるかを判断する重要な節目、それがマイルストーンです。

1. 問題:重要な節目やイベント

【 問題 】 プロジェクトマネジメントにおいて、主要な成果物の完成や工程の終了など、進捗を管理する上での重要な節目やイベントを指す用語はどれでしょうか?

① WBS   ② クリティカルパス   ③ マイルストーン   ④ クラッシング

2. 正解:進捗管理に関する正解

正解: ③ マイルストーン

3. 解説:期間を持たない「点」の管理

マイルストーン(Milestone)は、もともと道路の脇に置かれた「里程標(距離を示す石)」を意味します。プロジェクト管理においては、特定の作業ではなく「〇〇が完了した瞬間」という**時点**を指します。

【図解:プロジェクトの目印イメージ】

[要件定義] --★(要件承認)
              └ マイルストーン
                (期間は 0 日)

代表的なマイルストーンの例
・設計書に対する顧客の承認
・主要なモジュールの結合完了
・外部検査の合格
・スポンサーによる予算承認
[ 他の選択肢の整理 ]
WBS:作業を階層的に分解した構成図。
クリティカルパス:全工程の中で、遅れるとプロジェクト全体が遅れる最長の経路。
クラッシング:リソース(人員や予算)を追加投入して、スケジュールを短縮する手法。

1. 理解のコツ: ワークパッケージやアクティビティは「期間(何日間かかるか)」を持ちますが、マイルストーンは**「期間がゼロ」**であるのが特徴です。マラソンの給水ポイントや折り返し地点のように、通過したかどうかを確認するためのチェックポイントだと考えましょう。
2. 試験対策の視点: 「重要な節目」「特定の時点」というフレーズが出たらマイルストーンです。また、これらはプロジェクトの進捗をステークホルダーに報告する際の基準としても非常に重宝されます。


4. まとめ

「プロジェクトの成否に関わる重要なイベントや時点」。これがマイルストーンです。これを適切に設定することで、プロジェクトが順調なのか、それとも遅延の兆しがあるのかを客観的に判断できるようになります。


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