忍者ブログ
情報処理技術者試験の合格を目指す全受験者のための、1問1問「徹底解説」ブログです。単なる過去問の暗記ではなく、なぜその答えになるのかを本質的に理解できるよう解説します。書籍などでは学べない最新用語やトレンドを踏まえてご紹介します。

【プロジェクトマネジメント】誰がプロジェクトに関わるのか?「ステークホルダー」の定義|情報処理問題1000本ノック


プロジェクトは開発チームだけで完結するものではありません。その成否によって影響を受ける、あるいはプロジェクトに影響を与える全ての人々を正しく把握することが、管理の第一歩です。

1. 問題:プロジェクトにおける利害関係者

【 問題 】 プロジェクトの活動によって利益や不利益を被ったり、あるいはプロジェクトの意思決定や活動に影響を与えたりする可能性がある、顧客、スポンサー、チーム、外部組織などの総称(利害関係者)を何と呼ぶでしょうか?

① プロジェクトオーナー   ② ステークホルダー   ③ エンドユーザー   ④ サプライヤー

2. 正解:プロジェクトマネジメント用語に関する正解

正解: ② ステークホルダー

3. 解説:広範囲にわたる「利害」の把握

ステークホルダー(Stakeholder)とは、日本語で「利害関係者」と訳されます。これには、直接プロジェクトに参加するメンバーだけでなく、資金を出すスポンサー、完成したシステムを使うユーザー、さらには競合他社や近隣住民まで含まれる場合があります。

[ ステークホルダーの具体例 ]
内部:プロジェクトマネジャー、プロジェクトチーム、社内の他部署。
外部:顧客(発注者)、エンドユーザー、外注先(ベンダー)、政府機関。

[ 他の選択肢との違い ]
プロジェクトオーナー:プロジェクトの最終的な責任を持ち、意思決定を行う個人や組織。
エンドユーザー:システムを最終的に実際に操作・利用する人々。
サプライヤー:プロジェクトに必要なリソースやサービスを提供する外部業者。

1. 理解のコツ: 「Stake(かけ金、利害)」を「Hold(持っている)」している人、と覚えると分かりやすいです。プロジェクトの進行を阻む人も、助けてくれる人も、すべて管理対象(ステークホルダー)としてリストアップする必要があります。
2. 試験対策の視点: PMBOK(プロジェクトマネジメント知識体系)においても「ステークホルダーの特定」は初期段階の重要プロセスとして定義されています。試験では、誰がステークホルダーに含まれるかといった識別や、彼らの期待値を調整する「エンゲージメント」の重要性が頻出します。


4. まとめ

「プロジェクトから影響を受ける、または与える全ての利害関係者」。これがステークホルダーです。プロジェクトを成功に導くためには、技術だけでなく、彼らとの人間関係の管理が不可欠であることを押さえておきましょう!


PR