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情報処理技術者試験の合格を目指す全受験者のための、1問1問「徹底解説」ブログです。単なる過去問の暗記ではなく、なぜその答えになるのかを本質的に理解できるよう解説します。書籍などでは学べない最新用語やトレンドを踏まえてご紹介します。

【セキュリティ】物理的な侵入を許さない!「共連れ防止(アンチパスバック)」|情報処理問題1000本ノック

デジタルな攻撃だけでなく、オフィスやデータセンターへの「物理的な侵入」を防ぐこともセキュリティの重要な柱です。人の心理や隙を突いた侵入を防ぐ仕組みを学びましょう。

1. 問題:物理的セキュリティ対策

【 問題 】 オフィスやデータセンターの入退室管理において、正規の利用者が認証を行って解錠したドアから、認証を受けていない第三者が続いて入場してしまう行為(共連れ)を物理的に防止する仕組みや運用を何と呼ぶでしょうか?

ア、ソーシャルエンジニアリング   イ、アンチパスバック   ウ、テールゲート対策   エ、シングルサインオン

2. 正解:物理セキュリティに関する正解

正解: ウ、テールゲート対策(または共連れ防止)

※仕組みとしては「アンチパスバック(入室記録がないと退室できない)」も併用されます。

3. 解説:物理的な「実行」を阻止する

Webのスクリプト実行が「デジタルの意図しない動作」なら、物理セキュリティは「人の意図しない侵入」を阻止します。

【図解:代表的な物理セキュリティ手法】

■ サークルゲート(セキュリティゲート)
・一人分しか通れないスペースを確保し、認証が完了するまで次の扉が開かない仕組み。物理的に「共連れ」を不可能にします。

■ アンチパスバック
・「入室時の認証記録」がないと「退室時の認証」を受け付けない論理的な制御。これにより、外から誰かに続いて入った人は、中から出られなくなります。

■ バイオメトリクス認証
・指紋や静脈など、本人の身体的特徴を用いて「意図しないなりすまし」を防ぎます。
[ 関連用語:ソーシャルエンジニアリング ]
★ 「あ、開けておいてくれてありがとう!」という善意や油断に付け込んで侵入する手法。物理セキュリティでは、この心理的スキをシステムでどう埋めるかが鍵となります。

1. 理解のコツ: どんなに頑丈な金庫(ファイアウォール)があっても、入り口のドアで「どうぞどうぞ」と他人を入れてしまったら意味がありません。これを防ぐのが物理セキュリティの「共連れ防止」です。
2. 試験対策の視点: 情報処理試験の「セキュリティ」分野では、こうした物理的な入退室管理や、監視カメラの配置、UPS(無停電電源装置)の設置なども範囲に含まれます。デジタルと物理、両方の「入り口」を守る意識を持ちましょう。


4. まとめ

「許可なく続く侵入を物理的に阻止する」。これが物理セキュリティにおけるテールゲート対策共連れ防止です。ネットワーク上の脆弱性対策と同じくらい、現実世界の「鍵」と「ルール」の管理は重要です。


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